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【ハンドボール】女子パリ五輪アジア予選、宿敵・韓国のエース11を直撃。「ケガ話したくない」

ハンドボール女子パリ五輪アジア予選、日本-中国戦
写真提供:JHA/Yukihito TAGUCHI
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広島で開催中のハンドボール女子・パリ五輪アジア予選は2023年8月21日、日本が中国をほぼダブルスコアの35-18で退け、開幕から3連勝とした。この日の試合後、Pen&Sports[ペンスポ]は日本の楠本監督・選手の記者会見には出席せずに、2勝2敗で今大会を終えた敵軍の将、中国のZheng Yongli監督と1対1で話せるタイミングを待った。

8月23日(水)に勝った方がパリ五輪出場権をつかむ日韓戦をにらみ、中国の監督に直接聞いてみたかったのだ。「日本と韓国、実際に戦ってみて、どちらがパリ五輪代表権をつかむと思うか?」と。(8月18日:韓国33―20中国、8月21日:日本35-17中国)

目次

日韓と戦った中国の監督「日韓戦は接戦になるだろう」

中国の監督は少し考えながら流暢な英語でこう話した。

「It’s going to be a really close game.(日韓戦は接戦になるだろう)」「Japan has a chance.(日本にはチャンスがある)」「But do you know what happened to Korea‘s No.11? Injury?(韓国の11番に何があったのですか?怪我ですか?」。

韓国の11番。RYU Eunhee(リュウ・ウニ)はハンガリーのクラブチームでプレーするRB(ライトバック)。公式記録を見直すと確かに8月17日のインド戦、8月18日の中国戦いずれもベンチ外で試合に出場していなかった。

ところが、このリュウ・ウニこそ、実は日本女子が最も警戒する「ジャパン・キラー」。今大会も日本の五輪出場権獲得に立ちはだかる「ジョーカー」の可能性が高い。

カザフスタン戦に出場したリュウ・ウニ。右ひざにはサポーター(原田写す)

リュウ・ウニ、昨冬の女子アジア選手権 1人で19得点

昨年12月に韓国で行われた女子アジア選手権決勝のことだ。日本は韓国に前半16-10でリードしながら、後半はリュウ・ウニのフィジカルを生かした個人技に歯が立たず、一気に同点とされた。延長戦に入ってもリュウ・ウニに苦しめられ、結局29-34で敗れた。リュウ・ウニ1人に19点も決められた末の苦い逆転負けを引きずっている。

日本協会幹部も警戒「日本戦に備えているはず」

日本ハンドボール協会の強化育成を手がける荷川取義浩・ハイパフォーマンスアシスタントディレクターも警戒した。「リュウ・ウニ選手は昨年の女子アジア選手権で苦しめられた選手。何しろ1人で19点も取るんですから。きっと日本戦に備えているはずです。もう一人の得点源は背番号23のイ・ミギョン。2人が同時に出てくると、どちらかのマークを外さなくてはならなくなり厄介です」。

記者会見後の楠本監督にも話を聞くと、当然、背番号11のリュウ・ウニ選手が日本戦に出場してくることは織り込み済みだった。「私たちも情報を集めている。所属するハンガリーのクラブチームとの契約で、もしかしたら出場試合数の制限があるのかもしれません」と話した。

カザフスタン戦でチーム最多8得点。ベールを脱いだ「11」

そんな取材を一通り終えると、この日2試合目の韓国ーカザフスタン戦のウォーミングアップが始まった。すると、背番号11リュウ・ウニがこの日、初めてベンチ入りし、試合に備えているではないか。

右ひざにはサポーター。それでも、前・後半にそれぞれ十数分ずつ出場し、慣らし運転のようなプレーでも、ディフェンスの横の動きは軽快。サウスポーから放つロングシュートは強烈で、終わってみれば、チーム最多の8得点をカザフスタンゴールに叩き込んだ。2日後の日本戦の出場は間違いないと確信した。

リュウ・ウニ「けがのことは話したくない」

試合後のミックスゾーン。右ひざをアイシングしながら、少し足を引きずるようにロッカールームを出てきたリュウ・ウニをペンスポのコラムニストでもある久保弘毅さんと直撃した。

ーあなたにとってカザフスタン戦が今大会の初戦だった。ケガなのか。
「全く問題ありません」
ー昨年12月の女子アジア選手権では日本相手に1人で19得点。その再現はある?日本戦はどんな展開になる?
「はい、女子アジア選手権のイメージは持っています。でも、私個人というよりも、チームでいい結果を求めに来ています。ここまで3連勝したチームメイトに感謝したいです」
ーディフェンスの動きは上々だった。コンディションは?膝は大丈夫か。
「けがのことは話したくありません」
ーハンガリーのクラブチームで今後もプレーするのか。欧州で学んだことは。
「競技力は確実にアップしました。そして経験も積みました」

取材はそこで打ち切りに。あまり多くを語らない韓国の背番号11をめぐる日韓の「情報戦」の気配が漂った。

日本-中国戦の記録は下記URLよりお読みください。

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