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【バスケW杯】今夜20:00~対豪州戦! 203cmのPGジョシュ・ギディー要警戒

ペンアンドスポーツ
豪州のジョシュ・ギディー(https://www.nba.com/thunder/news/joshgiddeyaustraliangrownより引用)
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FIBAバスケットボールのワールドカップ2023で2023年8月27日、フィンランドに大逆転勝利し、勢いに乗る日本代表。次なる大一番は2023年8月29日の豪州(オーストラリア)戦(沖縄アリーナ)だ。日本、豪州ともにここまで1勝1敗。この試合の勝者が2次ラウンドに進出、敗者は17-32位決定戦にまわる。世界ランク3位、東京五輪銅メダルの格上、豪州で特に日本がフリーにしてはいけない危険な背番号3、身長203センチのPGジョシュ・ギディー(20)だ。

目次

パス良し、シュート良し、リバウンド良し

カールした長髪を振り乱し、コートでひと際目立つ203cm。日本に立ちはだかる豪州のPGがジョシュ・ギディーだ。日本代表で同じポジションのPG富樫が167cm、河村が172cmだから、サイズではるかに上回る。

スピードは富樫、河村が上だが、長身を生かしたオーバーヘッドパスはアシストに効果的で、自ら切れ込んでダンクも決められる。さらに8月25日のフィンランド戦では9リバウンド、8月27日のドイツ戦では1リバウンドを挙げている。

「菅田将暉にしか見えない」SNSざわつく

加えてこの甘いマスクだ。日本のバスケファンの間で飛び交うSNS投稿には「菅田将暉にしかみえない」などのコメントも散見される。2021年の東京五輪は最終選考で落選しており、代表入りはできなかった。国内のバスケファンが注目する日本戦の活躍によっては人気急上昇の予感がする。

「新たなNBAの宝」

ジョシュ・ギディーは2020年に地元アデレード36ersに所属し、NBLのRookie of the Yearに選ばれるなど、18歳でプロデビュー。その後の2021年のNBAドラフトでは、全体6位でオクラホマシティ・サンダーに指名された。たった1年でオーストラリアの地元リーグから世界最高峰のリーグへと階段を駆け上がり、「新たなNBAの宝」と評されている。

NBA入り後もギディーは圧巻のパフォーマンスを続け、19歳84日でのトリプルダブル(1試合で1人の選手が得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックショットのうち3つで2桁 (double) を記録)を達成。それはNBA史上最年少記録だった。

アジア1位はパリ五輪内定

アジア1位がパリ五輪出場権を獲得するワールドカップ。フィンランドに大金星を挙げた日本代表はアジア6か国(日本、フィリピン、ヨルダン、イラン、中国、レバノン)で唯一白星を挙げたことになり、1位をキープしている。このまま、日本は今大会でのパリ五輪出場権獲得を目指しており、1次ラウンドのグループが異なるアジア各国も競争相手となる。

豪州戦の結果次第で2次ラウンドに進むか、17-32位決定戦に回ることになるが、アジア内でのパリ五輪出場権を巡っては勝利数、得失点差、得点数も1次ラウンドの成績が引き継がれることになっている。そういう意味では、ここまで2連敗しているライバルのアジア各国の成績も日本のパリ行きを左右する。そのためにも、日本は豪州に全力でぶつかり、勝利をもぎ取りたい。PGジョシュ・ギディーは日本が束になって封じなければならない選手だ。

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