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【陸上】三浦龍司、5000mで13分27秒43 | パリ五輪以来のレース

NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の5000mに出場した三浦龍司=2024年11月30日、日体大横浜健志台キャンパス陸上競技場で(原田写す)
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陸上男子3000m障害の日本記録(8分9秒91)保持者で、同種目東京大会7位、パリ大会8位と五輪2大会連続入賞中の三浦龍司(SUBARU)が2024年11月30日、第318回日体大長距離競技会兼第13回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の5000mに出場し、自身のセカンドベストとなる13分27秒43をマークして1位だった。専門の3000m障害の走力強化のため、大迫傑の持つ5000mの日本記録(13分08秒40)更新を念頭に入れた挑戦だったが、気温一けた台の寒さも影響して集団のペースは上がらず、レース途中から勝負優先にシフト。日本記録更新はお預けとなったが、ラスト400mを54秒のスパートで抜け出して「動きに余裕がありましたし、ラストに動かせる瞬発力も落ちていなかった」と振り返った。

目次

三浦「ある程度よかった」

三浦龍司/Ryuji Miura (JPN),
AUGUST 7, 2024 - Athletics :
Men's 3000m Steeplechase Final
during the Paris 2024 Olympic Games
at Stade de France in Saint-Denis, France.
(Photo by YUTAKA/AFLO SPORT)
クレジット表記
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
三浦龍司=2024年8月7日、写真:YUTAKA/アフロスポーツ

三浦は8月8日に8位入賞を果たしたパリ五輪3000m障害決勝以来、約4か月ぶりのレースだった。「ちょっと浮き足立つ感覚もありましたが、こんな感じかな。レース勘がなかった」とさばさば。ラストは2位に食い下がったケニア出身の19歳、キサルサク・エドウィン(富士山の銘水)と、3位に粘ったパリ五輪男子マラソン6位入賞の赤崎暁(九電工)を競り落として、「動きはある程度よかった」とフィニッシュ後に語った。

2025年は東京で開催される世界選手権が最大の目標。「モチベーションは上がっている」と主戦場の3000m障害でメダル(3位以内)と自身の日本記録更新を目指す。

三浦 龍司(みうら・りゅうじ) 2002年2月11日、島根・浜田市生まれ。22歳。京都・洛南高から順天堂大を経て2024年4月からSUBARU入社。2021年東京五輪予選で8分9秒92の日本記録(当時)をマークし、決勝で7位入賞。2023年6月のダイヤモンドリーグ・パリ大会で8分9秒91と自身の日本記録を更新した。同年世界選手権(ブダペスト)は6位。パリ五輪は8位入賞。168cm、56㎏。

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