2024パリ五輪で52大会ぶりのメダル獲得を狙うバレーボール男子の日本代表キャプテン・石川祐希の背番号はご存じ「14」だ。バレーボールと言えば、かつてのエースナンバーはアウトサイドヒッターがつけることが多い「1」や「4」が多かった。なのに、石川は中央大学在学中から含めると9シーズン過ごしたイタリアでも、2014年仁川アジア大会でデビューした日本代表でも一時は「8」をつけたこともあったが、ほぼ一貫して「14」をつけている。2024~25年シーズンから加入するセリエAの強豪ペルージャでも「14」を背負うことが決まっている。そのペルージャは石川の背番号「14」にちなみ、2024年の5月14日14時(日本時間午後9時)に移籍を公式発表するこだわりぶりだった。石川の背番号はなぜ「14」なのか。
2016年7月の囲み取材 石川の答え
2016年7月8日、中央大学の多摩キャンパスで開かれた記者会見後の囲み取材にその答えがあった。当時中央大学3年だった石川祐希はその日、同年12月から2017年3月までイタリア・セリエA所属のラティーナに加入することが発表されていた。会見後の囲み取材をスマートフォンで撮影した動画をPen&Sports[ペンスポ]で初公開する。
「何番がいい?って言われて。前回(2014年モデナ派遣時)はリクエストした番号じゃなかったんですけど、(14番で)まあ非常にいい経験にもなったし、まあ全日本にも選ばれたし、14番で。大学も…。いろいろ14番がよかったのかなと思うので、今回も14番にしました」
すでにパリ五輪の出場権を獲得している日本は2024年6月24日時点で世界ランク2位に浮上、背番号14の石川がチームを牽引している。
【男子バレーボール世界ランキング】2024年6月24日
順位 | 国名 |
---|---|
1位 | ポーランド |
2位 | 日本 |
3位 | スロベニア |
4位 | イタリア |
5位 | アメリカ |
6位 | ブラジル |
7位 | フランス |
8位 | アルゼンチン |
9位 | カナダ |
10位 | セルビア |
11位 | ドイツ |
12位 | キューバ |
13位 | オランダ |
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