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【編集長コラム】海外スポーツはボキャブラ天国。大谷翔平への「ヤギのemoji」の謎解けた

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米大リーグ・ドジャースの大谷翔平がナショナルリーグのMVPに選出された。全米野球記者協会(BBWAA)所属記者の投票によって決まる文句なしの「満票」での最優秀選手。日本時間の11月14日朝、アメリカン・リーグのエンゼルス時代から3年連続4度目となる快挙のニュースに触れ、秋晴れの空の下、爽快な気分になった。

私には、大の大谷ファンである米国人の友人がいる。投打の「二刀流」で復活した今季の大谷がホームランを打ったり、好投したりするたびに、メッセージアプリのWhatsAppで「今日も打ったな」「すごいね」的な、たわいもない感想を言い合ってきたのだが、彼のコメントにはなぜか「ヤギ」の絵文字やアニメーションがついていることが多かった。意味が分からず、ずっとスルーしてきたけれど、その意味に最近になってようやく気づいたのだ。

目次

GOATは史上最高

英語(米語)でヤギは「GOAT」。”Greatest Of All Time(史上最高の選手)”の頭文字をとったスラングであることを。ワールドシリーズ第7戦を無失点で締めてシリーズMVPに輝いた山本由伸に対しても、ドジャースのロバーツ監督が「山本はGOATだ!」と絶叫しているのをみて、ググって、初めて覚えたボキャブラリーだった。

史上最強のボクサーと言われたモハメド・アリやNBAのレジェンド、マイケル・ジョーダンの時代から「GOAT=史上最高」は、米国で日常的に使われてきた決まり文句だと知り、ヤギの絵文字の謎もとけて、スッキリ。海を渡って活躍する大谷や山本の存在が教えてくれたこのスラングが、私の最近のお気に入りだ。

ワールドシリーズ2連覇達成直後にドジャースの選手たちが来ていたTシャツに書かれていた「2年連続優勝」を表す ”Back to back Champions”という言葉も、大谷が優勝パレードで英語でスピーチした”I’m ready to get another ring next year.”(来年またチャンピオンリングを獲る覚悟だ)」というフレーズも、なんてクールな言い回しだと感心した。海外スポーツはまさに「ボキャブラ天国」だ。

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