ハンドボールの第27回IHF女子世界選手権(オランダ・ドイツ共同開催)第2日は2025年11月27日、オランダのロッテルダム・アホイなどで競技が始まり、日本代表(おりひめジャパン)が属する予選ラウンド・グループAのオープニングマッチはルーマニアがクロアチアに33-24(前半13-12)で快勝、白星発進した。
日本は同日午後8時半(日本時間28日午前4時半)、デンマークとの初戦を迎える。日本の第2戦は29日(日本時間30日)にルーマニアと、第3戦は12月1日(日本時間2日)にクロアチアと同会場で対戦する。日本は各組上位3チームが進むメーンラウンド進出を目指す。
今大会はオランダとドイツの共同開催で、会場はドイツのシュツットガルト、ドルトムント、トリール、そしてオランダのロッテルダム、セルトーヘンボスの5会場で行われる。
メーン会場のロッテルダム 準決勝、決勝も

日本が予選ラウンドを戦うロッテルダム・アホイは5会場のなかでも予選ラウンド・グループAの全試合の会場となるほか、地元オランダ代表の11月28日からの全試合、12月12日の準決勝、同14日の決勝も開催される本大会のメーン会場だ。
ロッテルダム中央駅からメトロのE線に乗って7駅、約15分のザイドプライン駅で降りて徒歩5分の好立地にある。駅から会場までは「Ahoy(アホイ)」の矢印が至る所にあるのでわかりやすい。
メーンアリーナは最大16,500人収容だが、今回の女子世界選手権では全ての観客ができるだけピッチ近くに座り、最適な視界で試合を楽しめるようにと、ハンドボール仕様に設計された9,000人の仮設スタンドが組まれている。(下に記事が続きます)
サッカー名門・フェイエノールト本拠地
ロッテルダムはサッカ-のオランダリーグ(エールディヴィジ)の名門チームで、かつて元日本代表の小野伸二さんが所属し、現日本代表の上田綺世ら複数の日本人選手がプレーするフェイエノールトの本拠地として知られるスポーツシティだ。
ロッテルダム市によると、同市には年間100万人以上の観客がスポーツ観戦のために訪れているといい、市街地にはスポーツ観戦できる飲食店が多い。
オランダがIHF女子世界選手権をホストするのは1971年、1986年に続く39年ぶり3度目で、ロッテルダム市当局はオランダを代表するスポーツ都市としての地位を強化し、最低でも数万人の来場者を見込む今回のハンドボールIHF女子世界選手権は、スポーツツーリズムの来訪者を押し上げる機会になると予測している。
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