バレーボールのイタリアリーグ女子1部(A1)の上位チームによるカップ戦、コッパ・イタリアの準決勝が2025年2月8日、ボローニャであり、今季リーグ戦21戦全勝で日本代表セッターの関菜々巳が所属するコネリアーノ(リーグ1位)と、リーグ2位で日本代表リベロの福留慧美が所属するミラノがともに勝ち上がり、決勝に進出した。決勝は前年と同じ顔合わせとなり、コネリアーノは6年連続、7度目の優勝を狙い、ミラノは初優勝を目指す。決勝は2月9日午後3時20分(日本時間2月9日午後11時20分)に行われる。(下に記事が続きます)
石川真佑は2得点
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準決勝の第1試合はコネリアーノが、リーグ4位で日本代表OH石川真佑が所属するノヴァーラを3-0(25-21/25-23/25-23)のストレートで一方的に退けた。
コネリアーノに移籍1年目の関菜々巳は第2セット23-21の場面と、第3セットの22-20の場面でそれぞれピンチサーバーで出場し、無得点。イタリア2年目で初のコッパ・イタリアファイナル4の舞台を踏んだノヴァーラの石川はこの試合に先発出場したが、コネリアーノの高いブロックに苦しみ、2得点(アタック決定率14%)だった。
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福留慧美のミラノも決勝へ

準決勝の第2試合は、昨年の準決勝でも対戦したリーグ2位のミラノと同3位のスカンディッチが再戦し、ミラノがセットカウント3-2(25-21/19-25/25-23/19-25/15-12)で振り切った。ミラノのリベロ福留慧美は出場機会がなかった。
イタリアリーグ女子1部(A1)で上位争いを繰り広げてきたミラノとスカンディッチは過去に公式戦で29度の対戦があり、スカンディッチが15勝14敗だったが、この試合をミラノが勝利したことで勝敗はちょうど15勝15敗のイーブンとなった。
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