きょう7月7日は「ワールドバレーボールデー(世界バレーボールの日)」---。
国際バレ-ボール連盟(FIVB)などは、バレーボール発祥の起源となった130年前のこの日を記念して、2025年7月7日を第1回目の「ワールドバレーボールデー(世界バレーボールの日)」と定め、世界中のファンや愛好者に向けて「バレーボールへの情熱を示そう」とキャンペーンを展開している。FIVBでは「あなたなりの最高のバレーボールの技、プレー、そしてチャレンジを見せて」と世界中からショート動画を募集し、SNSで紹介。秀作にはパリ五輪に出場した選手のサイン入りボールが当たる。ネット配信サービスのVBTVではこの日限定で有料コンテンツに無料でアクセスできる。日本国内でも大阪ブルテオンが公式Xで「本日7/7は #世界バレーボールデー」と発信、広がりを見せている。
米で誕生、競技名「バレー・ボール」は1896年から
FIVBなどによると、7月7日は米国の体育指導者でバレーボール考案者のウィリアム・G・モーガン氏が1895年に初めて、バレーボールの公開デモンストレーション試合を実施した歴史的な日とされる。モーガン氏はインドに起源を持つミントン(minton)というゲームを下敷きにして、ネットを境に素手で小さくて軽いボールを打ち合う形式のゲームを考え出した。当初は「ミントネット(mintonette)」と呼ばれていた競技は、米マサチューセッツ州ホーリーオークのYMCA内でのみ行われていた「内輪」のスポーツだったが、1985年7月7日、2チームをスプリングフィールド大学(当時のYMCAトレーニングスクール)に引率し、この競技の最初の公開デモンストレーションを実施。バレーボールが世界に広がる基盤の第一歩となった。
競技名はその後、テニスのボレー(Volley)のようにボールがフロアにつかないようにラリーを続けるゲームだからと、1896年にバレー・ボール(Volley Ball)に変わり、現在のようにバレーボール(Volleyball)とワンワード(一語)になったのは1952年から。競技は世界中に広がり、1964年東京五輪ではじめて正式競技として採用された。
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