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【セーリング】混合470級パリ五輪代表に岡田・吉岡組が内定

470級の日本代表に内定した岡田・吉岡組©JSAF
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パリ五輪でメダル獲得が期待されるセーリングの男女混合470級の日本代表に、岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・吉岡美帆(ベネッセ)組が内定した。2024年4月5日、最後の国内選考対象レースとなったスペイン・マヨルカ島で開催中のプリンセスソフィア杯第5日、岡田・吉岡組は順位を2つ上げて9位となり、最終日6日にある上位10艇によるメダルメースに進出した。※日本代表内定選手リスト更新しました。

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他の3組、メダルレース進出逃す

同種目に出場していた他の3組の順位は下記の通り。

19 位:磯崎 哲也・関 友里恵(ヤマハセーリングチームʼRevsʻ)
23 位:吉田 愛・吉田 雄悟(キューズフィクス/ピアソンマリンジャパン)
25 位:高山 大智・盛田 冬華(ヤマハセーリングチームʼRevsʻ)

3組はいずれもメダルレース進出を逃した。この結果により、代表を争ったライバルの磯崎・関組は選考ポイントで岡田・吉岡組を逆転する可能性がなくなった。代表は大会終了後に正式に発表される。

470級はパリ五輪から男女混合種目となり、岡田・吉岡組は2021年東京五輪後にペアを結成した。昨年の世界選手権(オランダ・ハーグ)で優勝するなど快進撃を続け、パリ五輪ではセーリング日本勢初となる金メダルの期待がかかる。

吉岡「競り負けぬよう強化」

メダルレース進出を決めた岡田/吉岡組(JPN8)© Sailing Energy / Princesa Sofía Mallorca
メダルレース進出を決めた岡田/吉岡組(JPN8)© Sailing Energy / Princesa Sofía Mallorca

スキッパーの岡田は日本セーリング連盟を通じ「今回はメダルレースに残ることを目標にしていました。苦戦する場面もありましたが、結果的にメダルレースに残ることができたのは良かったと思います」。クルーの吉岡は「軽風から強風まで様々な風域の大会で、男子に競り負けることもありました。次に向けてそこをしっかり強化していきたいです」とコメントした。

岡田 奎樹(おかだ・けいじゅ) 1995年12月2日生まれ、福岡県出身。トヨタ自動車東日本所属。5歳からセーリング競技を始め、小3の時に出場した全日本OP級選手権で小学生の部優勝。佐賀・唐津西高を経て早大。2016年7月の470級ジュニア世界選手権(ドイツ)に、日大の木村直矢とのペアで日本勢として初めて優勝した。ポジションはスキッパー(2人乗りセーリング種目の舵取り役)。外薗潤平とのペアで出場した東京五輪は7位。170センチ。

吉岡 美帆(よしおか・みほ) 1990年8月27日、広島県出身。兵庫・芦屋高、立命大。ベネッセ所属。吉田愛と組み、リオデジャネイロ五輪5位、東京五輪は7位。世界選手権は2018年に金メダル、2019年に銀メダル。ポジションはクルー。177センチ。

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