日本バレ―ボール協会(JVA)は2025年4月10日、2025年度の女子日本代表の登録メンバー34人を発表した。女子日本代表はこの登録メンバーのなかから随時選抜された選手で、6月にカナダ・オタワで予選ラウンドが開幕するFIVBネーションズリーグ(VNL)、8月にタイで開催される女子世界選手権に挑む。5月上旬から順次集合し、チーム作りを進める。
女子日本代表に登録された34選手は以下の通り。
- 【セッター】岩崎こよみ、関菜々巳、松井珠己、塩出仁美、中川つかさ
- 【ミドルブロッカー】荒木彩花、島村春世、小川愛里奈、山田二千華、宮部藍梨、浜松明日香、山口真季、山中宏予、麻野七奈未、本田凜、飯山エミリ
- 【アウトサイドヒッター】石川真佑、長内美和子、黒後愛、和田由紀子、オクム大庭冬美ハウィ、野中瑠衣、宮部愛芽世、佐藤淑乃、深沢めぐみ、北窓絢音、福村心優美、秋本美空、河俣心海
- 【リベロ】 小島満菜美、福留慧美、岩沢実育、西村弥菜美、川畑遥奈
パリ五輪代表からはOH石川真佑(ノヴァーラ)、セッター関菜々巳(コネリアーノ)、リベロの福留慧美(ミラノ)ら今季イタリアでプレーしたメンバーに加え、MB荒木彩花(SAGA久光)、MB宮部藍梨(姫路)、MB山田二千華(NEC川崎)、OH和田由紀子(NEC川崎)、セッター岩崎こよみ(埼玉上尾)らが順当に選ばれた。SVリーグの得点ランキング3位で日本選手1位(4月10日時点)の佐藤淑乃(NEC川崎)が代表登録メンバーに復帰。リオデジャネイロ五輪、東京五輪に出場しNEC川崎を今季限りで退団すると発表された33歳のMB島村春世も代表候補に返り咲いた。
初選出は10人
今年1月の全日本高校選手権(春高バレー)で共栄学園(東京)を主将として優勝に導き、MVPを獲得した注目の18歳、秋本美空(姫路)も選出された。初選出は10人で、大学生はMB本田凛(筑波大4年)、飯山エミリ(東海大3年)の2人のMBがメンバーに入った。
女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督は、「選手、コーチ、スタッフ、そしてファンの皆さんが一体となり、卓越性の追求を目指していきます。チームワーク、困難を乗り越える回復力、そして誇りを育みながら、世界の舞台での成功に向けて努力します。選手たちには日本の価値観を体現し、限界を押し上げ、次世代にインスピレーションを与えることを期待しています。チーム全員の力を結集し、困難を乗り越え、目標を達成しましょう」とコメントした。
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