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【バレーボール】高橋藍のモンツァは準優勝 | CEVチャレンジカップ決勝第2レグ

インタビューに応じる高橋藍
試合後、Pen&Sportsの取材に応じる高橋藍=2024年2月27日、撮影:多田千香子(以下すべて)
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欧州バレーボール連盟(CEV)加盟のチームで争うCEVチャレンジカップは2024年2月27日(日本時間28日未明)、日本代表の高橋藍が所属するイタリアセリエAのモンツァとポーランドのプロジェクト・ワルシャワとの決勝第2レグがモンツァの本拠であり、プロジェクト・ワルシャワがセットカウント3-1(27-25、25-16、17-25、25-22)で第1レグに続いて連勝し、優勝した。 MVPはワルシャワのMBユリー・セメニウクが獲得。モンツァは2018-19年シーズン以来の準優勝だった。ワルシャワは2月21日の第1レグでセットカウント3-1で先勝していたため、この日は2セット連取した時点で優勝が決まった。

※3-0と3-1の勝ち点が3、3-2の場合、勝者の勝ち点は2、敗者は1となる。モンツァがワルシャワの勝ち点を上回ることができなくなった時点でワルシャワの優勝が決定した。(協力:エバー航空

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点差開いた第2セット途中からコートへ

ジャンピングサーブを打つ高橋藍
ジャンピングサーブを放つ高橋藍。
「足首のけがはだいぶいいですけど、まだ完全ではない」

左足首の捻挫から回復途上の高橋はこの日もスタメンから外れ、序盤で相手に点差を広げられた第2セット途中にコートに送られた。いわば「敗戦処理要員」だ。

ワルシャワの「チャンピオンシップポイント」となった第2セットの25点目も高橋のサーブミスで献上した。それでも試合は続行。高橋は第3セット以降もコートに立ち続け、最後までひたむきにプレーした。ホームの大声援を受けながら、試合を通じてチーム2番目の12得点を挙げた。

高橋藍
CEVチャレンジカップ準優勝の表彰台に立つ高橋藍(右から4人目)

「ケガをしてから自分のコンディションがどれぐらい戻っているか、気持ちの部分も含めてどれぐらい感覚がもどっているか、を確認する思いもありました」。バックアタックやレフト攻撃で相手のブロックにシャットアウトされる場面もあったが、「試合が進むにつれてブロックを見極められた」と高橋。高さのある相手にひるまず、ブロックを避けてクロスを攻めたり、7割ほどの力で打ってブロックアウトを誘ったりして徐々に得点を積み上げ、自らの役割もまっとうした。

セリエAのレギュラーシーズンと並行して、このチャレンジカップではギリシア、ブルガリア、トルコ、ポーランドのチームとホーム&アウェーで連戦を重ねた。「特にアウェーで各国にいけたのは非常にいい経験になりました」。日本でバレーをプレーしていてはかなえられない、かけがえのない経験を積んだ。今後は残りのリーグ戦、そしてその上位8位までが進出する初体験のプレーオフに気持ちを切り替える。そしてそれらの一つひとつの経験がこの夏のパリ五輪につながっていく。

Pen&Sportsの取材に応じる高橋藍

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