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【バレーボール】ペルージャ、プロトニツキは長期離脱か | 石川祐希は「筋肉けいれんのみ」

トレンティーノ戦でジャンプサーブの着地の際に負傷したプロトニツキ=2025年1月12日、提供:Lega Pallavolo
トレンティーノ戦でジャンプサーブの着地の際に負傷したプロトニツキ=2025年1月12日、提供:Lega Pallavolo
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バレーボール男子イタリアリーグ・セリエAのペルージャは2025年1月13日、前日12日に本拠のパラ・バルトンアリーナであったトレンティーノとの試合中(セットカウント2-3で敗戦)の第5セット、タイブレークの緊迫した場面で相次いで負傷退場した日本代表のOH石川祐希とOHオレイ・プロトニツキ(ウクライナ)の診断結果と症状について公式SNSを通じて発表した。

目次

石川は一時的に足がつったか プロトニツキの全治は未定

トレンティーノ戦で足を痛めた石川祐希=2025年1月12日、提供:Lega Pallavolo
トレンティーノ戦で足を痛めた石川祐希=2025年1月12日、提供:Lega Pallavolo

レシーブのあとにコートに倒れこんだ石川については「筋肉のけいれんに関する問題のみ」とし、いわゆる一時的に足がつった症状であったことを強調。深刻なものではなさそうだ。石川本人もXのマネージャーとの共同公式アカウントを通じて「負傷した所に関しては、足が攣ってしまっただけなので問題ないです。今週はチャンピオンズリーグ、そしてアウェイでのチヴィタノーヴァ戦があるのでしっかりとリカバリーをして、次の試合には良い状態で臨めるように準備していきたい」とコメントした。

一方、ジャンプサーブの着地の際に負傷したプロトニツキは当日夜の簡易MRI検査の結果、「医学的評価は良い兆候ではなく、右大腿二頭筋(右太もも裏)の筋肉に損傷があることがわかった」と発表した。2〜3日以内に精密検査を受けるといい、「現時点では回復時期について正確に仮説を立てるのは時期尚早である」と全治は不明だが、長期離脱は避けられない模様だ。治療はすでに進められているという。(下に記事が続きます)

遠征を伴う連戦

セリエA首位のペルージャは石川、プロトニツキが終盤にコートを退いた2025年1月12日のレギュラーラウンド第16節で2位トレンティーノにフルセットの末に競り負け、今季初黒星を喫し、開幕からの連勝が15でストップした。それでも勝ち点は42で、2位トレンティーノは38とペルージャが大きくリードしている。

ペルージャは今週1月16日、CEV欧州チャンピオンズリーグのアウェイ戦、チェスケー・ブジェヨヴィツェ(チェコ)との対戦を控える。さらに、1月19日にはセリエAレギュラーラウンドのチヴィタノーヴァ戦(アウェイ)、1月25日に準決勝、同26日に決勝があるコッパイタリア(ボローニャ)と遠征を伴う試合が続く。長期化が避けられなそうなプロトニツキのけがに加え、ペルージャでは12月1日のモンツァ戦で負傷した主力MBのロベルト・ルッソ(イタリア)も戦列を離脱しており、今季4冠を目指すペルージャにとって、正念場の1月となりそうだ。

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