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【サッカー】ラツィオ移籍の鎌田、伊で初ゴール。歴代13人目のセリエA日本人選手

ラツィオの公式X(旧Twitter)より引用
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ラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)が8月13日(現地時間)、新天地イタリアでデビュー戦ゴールを決めた。2023-24セリエA開幕(8月20日)に向けた3部ラティーナとのテストマッチで、後半3分に技あり左足ボレーでイタリア初ゴール。昨シーズン終了とともにアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)からラツィオ移籍を果たした背番号「6」の、セリエA挑戦がいよいよ始まる。

目次

後半3分、浮き球パスを左足で「6点目はカマダ‼」

5-0で迎えた後半3分、鎌田がビューティフルゴールで存在感を示した。ペナルティエリア外正面やや左でザッカーニが相手守備陣を引き寄せながらキープしている間に、右脇を追い抜くように最終ラインの裏のスペースへ。ザッカーニの後方からの右足浮き球を左足インステップでピンポイントで合わせ、相対するGKの右を抜きネットを揺らした。

ラツィオは公式X(旧Twitter)で「6点目を記録したのは鎌田‼!」「デビュー戦ゴール:ザッカーニのお膳立てから左足で初弾!」と紹介。

ラツィオファンクラブの「Lazio Club Japan」のX には、鎌田の記念すべきイタリア初ゴール動画も挙げられている。

マウリツィオ・サッリ監督率いるラツィオの先発はGKプロヴェデル、最終ラインは左からペレグリーニ、ロマニョーリ、カザーレ、マルシッチ、中盤はルイス・アルベルト、ロベッラ、そして右に鎌田、前線はザッカーニ、インモービレ、アンデルソンの4-3-3。試合は2021-22シーズン得点王のイタリア代表FWチーロ・インモービレのハットトリックなど、ラツィオが9-0で大勝した。

イタリア最大手のスポーツ紙ガゼッタ・デッロ・スポルト電子版も、「9-0で終了。鎌田、イサクセン、カステジャノスも新加入選手もゴール」と報じた。

先発布陣紹介動画では”Rovella e Kamada, la Lazio cambia la faccia”(ロベッラと鎌田、ラツィオの顔が変わる)とのテロップが躍った。

(先発紹介動画には「ロベッラと鎌田、ラツィオの顔が変わる」のテロップ)

鎌田、日本人歴代13人目のセリエAジョカトーレ(選手)

セリエAに初めて挑戦した日本人選手は1994-95シーズンの三浦知良で、リグリア海に面したイタリア北西部の港湾都市ジェノバを拠点にするジェノアでプレー。1898年創設のセリエAの長い歴史に元日本代表のレジェンドが名を刻むと、1998年フランスワールドカップ後に中田英寿がペルージャ移籍(その後ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナ)。そして名波浩(ベネツィア)、中村俊輔(レッジーナ)、柳沢敦(サンプドリア、メッシーナ)、小笠原満男(メッシーナ)、大黒将志(トリノ)、森本貴幸(カターニャ、ノヴァーラ、カターニャ)、長友佑都(チェゼーナ、インテル)、本田圭佑(ACミラン)、冨安健洋(ボローニャ)、そして2020-22シーズンの吉田麻也のサンプドリアに続き、鎌田大地が2023年夏にラツィオ移籍。日本人選手で13人目のセリエAに挑戦するgiocatore(ジョカトーレ)となる。

セリエAに在籍した日本人選手

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名前生年月日所属クラブ所属時期
1三浦 知良1967.2.26ジェノア1994-95
2中田 英寿1977.1.22ペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナ1998-2006
3名波 浩1972.11.28ベネツィア1999-2000
4中村 俊輔1978.6.24レッジーナ2002-2005
5柳沢 敦1977.5.27サンプドリア、メッシーナ2003-2006
6小笠原 満男1979.4.5メッシーナ2006-2007
7大黒 将志1980.5.4トリノ2006-2008
8森本 貴幸1988.5.7カターニャ、ノヴァーラ、カターニャ2006-2013
9長友 佑都1986.9.12チェゼーナ、インテル2010-2018
10本田 圭佑1986.6.13ACミラン2014-2017
11冨安 健洋1998.11.5ボローニャ2019-2021
12吉田 麻也1988.8.24サンプドリア2020-22
13鎌田 大地1996.8.5ラツィオ2023-

ラツィオとは 1900年創設、セリエA優勝2回(1973-74、1999-00シーズン)。本拠地はラツィオ州ローマでホームスタジアムはスタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ(収容人数7万2,698人)。チームカラー&愛称はBiancocelesti (ビアンコチェレスティ=白と水色)。中田英寿が所属し2001-02シーズンにセリエA優勝を果たしたASローマが最大のライバルであり、首都ローマで繰り広げられる両者の対戦は「首都ダービー」「ローマダービー」としてセリエA屈指の注目度を誇る試合となる。サポーターはローマの「ロマニスタ」に対し、ラツィオは「ラツィアーレ」と呼ばれ、共に熱狂的なサポーター集団としても知られている。

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