【ホッケー】パリ五輪出場国出そろう、1次リーグ組み分け発表 | 日本女子はオランダと同組

2024年1月21日までインド・ラーンチー、スペイン・バレンシア、オマーン・マスカットの3会場で分散開催されたパリ五輪最終予選を経てホッケーのパリ五輪出場国男女それぞれ12チームが出そろった。

国際ホッケー連盟（FIH）は1月22日、最新の世界ランキングに基づいてパリ五輪1次リーグ（予選ラウンド）のグループ分けを発表した。6大会連続出場となる女子日本代表「さくらジャパン」は開催国フランス、前回東京大会金メダルのオランダ、アジア大会優勝の中国、日本とともに最終予選を突破したベルギー、ドイツとともにプールAに入った。12チームが2組（プールA・プールB）に分かれ、総当たりで対戦し、各組4位までが準々決勝に進む。試合日時は2024年2月以降に決まる見通し。

また、パリ五輪のホッケーでは日本の国際審判で国際試合通算100試合の「ゴールデンホイッスル」を達成している山田恵美さんも派遣されることが決まっている。

パリ五輪1次リーグ組み合わせ・女子

• プールA ：オランダ、ベルギー、ドイツ、日本、中国、フランス
• プールB：豪州、アルゼンチン、英国、スペイン、米国、南アフリカ

日本男子は出場ならず

男子1次リーグの組み合わせは以下の通り。日本代表「サムライジャパン」はスペイン・バレンシアでの最終予選で7位に終わり、開催国枠で出場した東京大会に続く２大会連続の五輪出場はならなかった。

パリ五輪1次リーグ組み合わせ・男子

• プールA ：オランダ、ドイツ、英国、スペイン、フランス、南アフリカ
• プールB：ベルギー、インド、豪州、アルゼンチン、ニュージーランド、アイルランド

ホッケーは7月27日開幕、会場はイブ・デュ・マノワール競技場

パリ五輪のホッケー競技は開会式翌日の7月27日に1次リーグの試合が始まり、8月9日が最終日。会場はパリ北西部コロンブ地区にあるイブ・デュ・マノワール競技場。1924年パリ五輪ではメーン会場として開会式のほか陸上、馬術、体操などの競技が実施された。それから100年後となる2024年大会でも引き続き使用される唯一の会場だ。競技場の名前は1928年に飛行機事故で命を落としたラグビー選手イブ・デュ・マノワールにちなむ。