ハンドボール男子世界選手権でF組4位(最下位)に終わり、予選ラウンドで敗退した日本代表(彗星JAPAN)は2025年1月28日午後6時(日本時間1月29日午前2時)、クロアチア・ポレチで順位決定戦(27、28位)のプレジデントカップ最終戦でアジアのライバル・クウェートと対戦。国際ハンドボール連盟(IHF)がライブ配信する。
日本は1月26日に行われたプレジデントカップ第3戦でキューバに32-23(前半14-11)で勝ち、2勝目を挙げた。 hummel マン・オブ・ザ・マッチには身長173cmのRW荒瀬蓮(大阪体育大学)が選ばれた。(下に記事が続きます)
キューバに圧勝、12選手が得点
日本は前半の立ち上がり、キューバのGKマグノル・スアレス・フィスを中心とした堅実なプレーに押され、前半12分で4-7とリードを広げられた。しかし、トニー・ジローナ監督の指示で日本の守備が修正されると、形勢は一変。日本のゴールラッシュとなる一方、キューバを11分間無得点に抑え、完全に試合を日本ペースに引き寄せた。GK中村匠がセーブ率47%で7本のセーブをマークした。
後半も日本は激しいディフェンスで、6分間キューバを無得点に抑え込んだ。日本はそこから得点を重ね、リードを広げた。後半20分にはLB吉野樹の活躍もあり、日本は26ー16と初の2桁得点差をつけた。試合終了まで状況は変わらず、日本はほぼ全選手を起用し、14人のうち12人の選手が少なくとも1得点を挙げた。
トニー・ジローナ監督「玉川がチーム支えた」
タフな試合でしたが、チーム全員で力を合わせ、徐々にペースを掴むことができました。特にキャプテンの玉川はコンディションが万全で無い中でもディフェンスで重要な役割を果たしてくれ、チームを支えてくれました。この勝利はチーム全員の努力の成果です。この経験を活かし、次の試合でさらに高いレベルのプレーを目指したいと思います。
RW荒瀬蓮(大阪体育大学)「周りのサポートあってこそ」
自分だけの力で取った点ではなく、周りのサポートがあってこそでした。味方がスペースを作ってくれたり、ディフェンスが良い形で機能してくれたおかげで、自分が得点に絡むことができました。一人で取った点ではなく、チーム全員で取れた点だと感じています。
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