英国のロンドン・マラソンで2026年4月26日、歴史的な世界記録が生まれた。
男子エリートレースで前年優勝のケニアの30歳、セバスチャン・サウェが1時間59分30秒の世界新記録で2連覇した。従来の世界記録は、2023年のシカゴ・マラソンでケルビン・キプトムが樹立した2時間00分35秒。キプトムは翌2024年に交通事故で他界した。サウェはその従来の世界記録を1分5秒更新し、マラソンの公認レースで2時間切りを果たした初めての選手となった。2位に入ったヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)も、初マラソンでありながら1時間59分41秒をマークした。
ハーフの通過は1時間00分29秒。すでに世界記録ペースを刻んでいたサウェは、レース終盤でさらにペースアップ。残り10km手前で決定的なスパートをかけ、それについていけたのは、初出場、初マラソンのヨミフ・ケジェルチャだけだった。
歴史的なサブ2を果たしたサウェは昨年9月のベルリン・マラソンでも世界記録更新に挑戦したが、暑さの影響もあってその挑戦は失敗に終わっていた。サウェはロンドン・マラソンの数日前、BBCスポーツの取材に対し、「世界記録を破るのは時間の問題だ」と話していた。さらに、「2時間を切る最初の人物になれるか」と問われると、「いつか自分がそうなることを願っている」と語っていた。
あわせて読みたい


【陸上】マラソン世界記録のキプタム、24歳で事故死 | サブ2に一番近かったランナー
男子マラソンで前人未踏のサブ2(2時間切り)を視野に入れていた世界記録保持者、ケルビン・キプタム(ケニア)が2024年2月11日、24歳の若さで交通事故で亡くなった。20…
Pen&Sports ニュースレター(無料)に登録する
スポーツ特化型メディア“Pen&Sports”[ペンスポ]は毎週、無料ニュースレターを配信しています。原田亜紀夫編集長が勝ち負けを伝えるだけに終わらない、舞台裏のストーリーや本質に焦点を当てたコラムをお届けします。読めばニュースの見方が多面的になり、きっと気づきがあるはずです。登録・解除はいつでも可能です。





![Pen&Sports[ペンスポ]スポーツ特化型メディア](https://sports.pen-and.co.jp/wp-content/uploads/2026/01/スポーツを深くしる手書き_白字.png)

\ 感想をお寄せください /