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【ハンドボール】JHA理事にバレーボール中田久美氏、強化トップも刷新

左から日本ハンドボール協会の宮本英範専務理事、金丸恭文会長、平林義規副会長©JHA
左から日本ハンドボール協会の宮本英範専務理事、金丸恭文会長、平林義規副会長=2025年7月5日、©JHA
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日本ハンドボール協会(JHA)は2025年7月5日、東京都内で記者会見を開き、同日の臨時理事会で理事の互選によって決まった2025、2026年度の協会役員の職務分担を含めた新体制を発表した。現会長でリーグH男子のジークスター東京代表を務める金丸恭文氏(71)の会長再任を決めたほか、外部理事としてバレーボール元女子日本代表セッターの中田久美氏(59)=SAGA久光スプリングス監督=や、元ソフトボール日本代表投手の高山樹里氏(48)ら他競技のオリンピアンが新たに加わった。金丸会長は中田氏の新理事就任に際して、「選手としても監督としても、バレーボール界全体の繁栄に貢献された方。我々がどちらかというと閉じて行くような思考があるところに、喝をいれていただきたい」と期待した。理事20名のうち女性は40%にあたる8名で、外部理事は45%にあたる9名。同協会はかねてからターゲットとしていた女性理事、外部理事の目標割合をクリアしたとした。

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金丸会長「男女とも必ずロス五輪出場権」

就任2期目となる金丸会長は記者会見で「まだまだやるべきことが残っているし、一方で与えられた時間の制約もある。次の2028年ロサンゼルス五輪に向けては、男女とも必ず五輪の出場権を獲得し、さらに出場できた暁にはベスト8、さらに上を目指していきたい。この新体制でロサンゼルス五輪、そのあとの2032年ブリスベン五輪につながるようにする。もちろん五輪がすべてではないが、日本国内では五輪に出場してさらに勝たないと(ハンドボールは)メジャーにならない。そういう意味では徹底した強化を進めていきたい」と話した。(下に記事が続きます)

強化トップに初の女性、山田永子氏

その強化部門においては、担当理事の顔ぶれが刷新されるサプライズがあった。昨年の2024年パリ五輪では男子代表(彗星JAPAN)が36年ぶりに自力で五輪出場権獲得。女子代表(おりひめジャパン)はパリ五輪出場を逃したものの、2023年アジア大会、2024年アジア選手権で宿敵韓国に連勝し、一定の成果は見られた。ところが、これまで強化責任者だった前ハイパフォーマンスディレクターの荷川取義浩氏(63)と、前ハイパフォーマンスアシスタントディレクターの田中俊行氏(61)はいずれも理事を退任した。

代わって、新体制では、元女子日本代表でJOC指導者海外研修員としてノルウェーに派遣された山田永子常務理事(46)=筑波大女子ハンドボール監督=が新たなハイパフォーマンスディレクターに。元男子日本代表主将で、トヨタ自動車東日本レガロッソ監督も歴任した中川善雄理事(50)がハイパフォーマンスアシスタントディレクターとなり強化を担う。同協会によると、女性理事が強化部門トップの職責を担うのは初めてという。

金丸会長は「いま多くの若い選手が海外に出て、そういう選手たちが日本代表入りしている。そういう意味では、ロサンゼルス五輪、そして未来を考えたときにどういう体制であるべきかという論点では(人選は)適切ではないかと思う。ぜひ未来につながるような体制であってほしいと心から願っているし、私としては選ばれた理事と共にミッションを果たしていく」と語った。

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