ホッケー男子の国際招待大会で6か国で争われた第30回スルタンアズランシャーカップは2024年5月11日、マレーシアのイポーで決勝があり、世界ランク16位の日本代表(サムライジャパン)は同15位のパキスタンに2-2の同点から持ち込まれたシュートアウト戦の末に勝利(SO4-1)し、初優勝した。ホッケー男子は1月の最終予選で敗れてパリ五輪の出場を逃し、3月から穴井善博新ヘッドコーチ(36)のもと新体制で再出発したが、その初陣で最高の結果を出した。
同点からシュートアウト戦制す
日本は第1クオーター(Q)12分、田中世蓮(岐阜朝日クラブ)が先制。1-0で前半を折り返したが、第3Qに2失点し勝ち越された。しかし第4Q47分、日本はロングコーナーから藤島来葵(ALDER飯能)がゴール前に放ったパスを松本和将(山梨学院クラブ)が合わせて同点に追いつき、シュートアウト戦に持ち込んだ。(下に記事が続きます)
最終順位
優勝:日本
2位:パキスタン
3位:ニュージーランド
4位:マレーシア
5位:韓国
6位:カナダ
今大会の日本の戦歴
5月4日(土)日本 2−1 韓国(世界ランキング11位)
5月5日(日)日本 4-1 ニュージーランド(WR10位)
5月7日(火)日本 1-1 パキスタン(WR15位)
5月8日(水)日本 2-1 マレーシア(WR13位)
5月10日(金)日本 3-1 カナダ(WR19位)
5月11日(土)日本 2-2(SO4-1) パキスタン
アズランシャーカップ 1983年に始まったホッケー男子の国際招待試合。マレーシア・ペラ州の元首長(故人)でマレーシアホッケーの父と呼ばれたアズランシャー(Azlan Shah)殿下が創設した。当初は隔年開催で行なわれ、1998年以降は毎年開催されている。
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