バレーボールの男子イタリアリーグ・セリエAは3戦勝ち上がり方式のプレーオフ(PO)準決勝で、レギュラーシーズン1位のトレンティーノが同5位のピアツェンツァを3連勝で退け、早々に決勝進出を決めた。残るファイナリストの座は、レギュラーシーズン2位のペルージャか、同3位のチビタノーヴァか。ここまで2勝1敗でリードし、決勝進出に王手をかけているペルージャは2025年4月20日午後3時20分(日本時間22時20分)、敵地のユーロスオーレ・フォーラムに乗り込み、準決勝第4戦で史上8度目の決勝進出を目指す。日本ではフジテレビTWOもしくはVBTVでライブ視聴できる。
ペルージャのオーナー、ジーノ・シルチ会長は地元紙のQUOTIDIANO SPORTIVOなどに「イースター休暇中は敵の巣窟を襲撃する決意で臨む」と闘志をむき出しにしている。「次戦は優れたサーブを繰り出し、攻撃では冷静な判断を心がけなければならない」となどと語り、途中出場の選手が勝敗のカギを握ることにも触れた。準決勝第3戦で途中出場しながら精彩を欠いたOH石川祐希やOPヘスス・エレーラを名指しで「麻痺した状態から脱却する必要がある。彼の名声にふさわしい活躍をクラブは願っている」などと奮起を促している。
スタメンは第3戦と同じか
Perugia Todayはペルージャがホームで敗戦した4月16日の準決勝第3戦後、チームはウエイトルームでのトレーニングとタラフレックスコートでの実践トレーニングを交互にこなした、とチームの近況をリポートした。準決勝第4戦のスターティングメンバーは、前回の試合と同じく、キャプテンのジャンネッリがベンタラと対角線に配置され、ロセルとソレがミドルブロッカー、カミル・セメニウクとオレフ・プロトニツキーがウイングで、マッシモ・コラッチがリベロを務めると予想している。
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