バレーボール女子のイタリアリーグ・セリエA(A1)で歴史的な連勝記録がストップするサプライズがあった。日本代表セッターの関菜々巳が今季から所属し、今季レギュラーシーズン全勝、昨シーズンから圧倒的な強さを誇っていたコネリアーノが2025年3月30日のセリエAプレーオフ準決勝(3戦先勝方式)で、日本代表のOH石川真佑が今季から所属するノヴァーラにアウェイで3-0(25-19/25-20 /25-23)で敗れた。この結果、2024年4月17日以来続いていたコネリアーノの連勝が50でストップした。イタリア2年目の石川にとって高い壁だったコネリアーノへの初勝利。この試合に先発し、12得点を挙げた石川は自身とマネージャーの共同SNSアカウントで「ジャイアントキリング!!!!!!!!」「ホームの声援をパワーに変えました」などと喜びを表現した。
プレーオフはこれでコネリアーノとノヴァ―ラの1勝1敗のタイに。第3戦は2025年4月6日(日)午後3時30分(日本時間4月6日22:20)、再びノヴァ―ラのホームで行われる。

女子バレーの連勝記録は日紡貝塚の「258」連勝
コネリアーノの連勝は50でストップしたが、上には上がいる。日本女子バレーボールの公式戦連勝記録は「東洋の魔女」全盛時代の1959年〜1966年の約8年間にユニチカ・フェニックスの前身、日紡貝塚が達成した258連勝。この戦績にはソ連やチェコ、ポーランドと対戦した海外遠征試合も含まれる。
個人の連勝記録はスカッシュの「555」連勝
すべてのスポーツにおける連勝記録はジャハーンギール・カーン(61)=パキスタン=がスカッシュで1981年から1986年の5年半に達成したとされる555連勝で世界ギネス記録に認定されている。
主なアスリートの連勝記録
- 吉田沙保里(レスリング)個人戦206連勝
- 沢松和子(テニス)国内192連勝
- 双葉山(相撲)69連勝
- 内村航平(体操)個人総合40連勝
- 高梨沙羅(スキージャンプ)ワールドカップ個人戦10連勝
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