ハンドボール男子世界選手権のF組4位(最下位)で予選ラウンド敗退が決まった日本(彗星JAPAN)は2025年1月22日(日本時間1月23日)、クロアチア・ポレチで行われた25-32位決定戦のプレジデントカップ初戦で米国代表と対戦し、25-27(前半13-15)で敗れた。日本は予選ラウンドから通じて4連敗。2028年ロサンゼルス五輪の開催国枠で出場が見込まれる米国代表にも勝利を挙げることができず、1勝が遠い。観客は3700人収容のアリーナ(Zatica Sport Center)で104人だった。日本は次戦、1月24日15:30(日本時間23:30)から、プレジデントカップ第2戦目をバーレーンと戦う。
日本、前半の13分間得点途絶える
試合は立ち上がりから開始10分過ぎまで、日本が吉野樹#31(ブレイヴキングス刈谷)を中心としたテンポの速い攻撃でリードしたが、米国がGKダグラス・オッターストロム#16を投入すると、形勢逆転。オッターストロムは前半だけで日本のシュート7本を阻止し、前半18分には9-11と米国に逆転を許した。オッターストロムの前半のセーブ率は58%をマーク。日本は前半11分から24分まで13分間得点が途絶えた。
後半、日本は持ち直し、35分には再びリードを奪う場面があったが、日本は19回のターンオーバーに悩まされ、結局米国に突き放された。(下に記事が続きます)
トニー・ジローナ監督コメント
まずはアメリカ代表におめでとうと言いたいです。私たちは多くのことを試みましたが、うまくいきませんでした。自信を欠いた状態で、シュートミスやペナルティーの失敗が重なり、結果に繋げることができませんでした。次のバーレーン戦に向けて選手を立て直し、未来を見据えて準備を進めます。
RW荒瀬廉選(大阪体育大学)コメント
序盤は速攻やディフェンスが良かったのですが、中盤以降、前の試合と同様にシュートミスが続いてしまいました。まだ一勝もできていないので、次のバーレーン戦では勝利し、チームとして何かを掴める試合にしたいと思います。
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