ハンドボールの男子世界選手権に出場している日本代表(彗星JAPAN)は2025年1月18日(日本時間1月19日)、ノルウェーで予選ラウンドF組の第2戦でスペインと対戦し、20-39(前半11-20)で敗れ、2連敗となった。 IHFによると、19点差の敗戦は日本にとって世界選手権で史上3番目の大差による敗戦。この試合の日本のオフェンスミスによるターンオーバーの回数は20回以上にのぼり、相手ディフェンスにボールを次々と奪われる中、スペインに速攻で得点を重ねられた。
19歳ペタル・チクサがPOM
スペインはPVアベル・セルディオと世界選手権デビュー戦となった19歳のBPペタル・チクサがそれぞれ13得点を挙げ、ペタル・チクサがこの試合のhummelプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
メインラウンド進出かけ20日チリ戦
F組(スペイン、スウェーデン、日本、チリ)は各チームが2試合を終えてスペイン、スウェーデンがともに2勝。日本とチリは2敗。各組上位3チームがメインラウンドに進出するため、スペインとスウェーデンはメインラウンド進出決定。日本は残る1枠のF組3位突破をかけて 1月20日(日本時間1月21日2:00)にチリと対戦する。(下に記事が続きます)
ジローナ監督「ボールロストが失点に」
トニー・ジローナ日本代表監督 まず、スペイン代表の勝利を心よりお祝い申し上げます。私たちのチームは特に攻撃面では課題が露呈し、ボールロストが失点に繋がる大きな要因となりました。私たちには今大会で初めて世界大会を経験する10人の新しい選手がいますが、スウェーデンやスペインのような強豪チームを相手にも、もう少し長く競り合えたはずです。
これから選手たちを特に精神面で立て直し、次のチリ戦に向けて準備します。この試合は私たちにとって重要で、勝たなければなりません。この勝利がメインラウンド進出の可能性を残し、さらに3試合の経験を積むチャンスとなります。若い選手たちにとって必要な経験を得るためにも、全力で臨みます。
中村翼選手 スペインのクオリティに終始圧倒されました。あと1試合、自分たちにはチリ戦が残っているので、日本のファンの皆さんのためにも全身全霊で向かって、勝ちを取りに行きたいと思います。
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