バレーボールのイタリアリーグ1部セリエAでペルージャがプレーオフ準決勝進出を決めた2025年3月23日のモデナ戦。途中出場したペルージャの日本代表OH石川祐希が繰り出した「パンケーキ・レシーブ」に反応した英語実況が話題になっている。
「パンケーキ」とはバレーボール用語で自陣のコートに落ちそうなボールをフライングレシーブの状態で飛び込み、ボールと床の間に滑り込ませた手の甲一枚で上げるレシーブのことだ。その由来は諸説あるが、ボールをセーブするときの素早い動作が鉄板の上でひっくり返されるパンケーキと視覚的に似ていることから、そう呼ばれるようになったらしい。
VBTV解説者「石川のプレーはお好み焼き!」
ライブで英語実況していたバレーボールワールドTV(VBTV)のコメンテーターは石川の華麗なプレーに興奮し、こう叫んだ。「良く上げた!それです!石川のプレーは“お好み焼き”!日本のパンケーキです!」”Good up!That! From Ishikawa is called Okonomiyaki. Japanese pancake! ” 石川のスーパープレーで「お好み焼きレシーブ」は定着するだろうか。
石川のそのプレーは以下のハイライト映像の6分30秒から確認できる。
ペルージャが7点を追う11-18の場面、MBアグスティン・ロセルのサーブからのペルージャの攻撃。モデナのOHグティアレスのライトからのフェイントに反応した石川がコートに落ちる寸前のボールを右手1枚で上げた。この日の石川のプレー時間は限られ、捨て身の「パンケーキ・レシーブ」も得点にはつながらなかったが、実況が思わず日本のソウルフードを口にしてしまうほどの美技だった。(下に記事が続きます)
銀メダルのVNL「パンケーキの山本」がトレンド入り
パンケーキ・レシーブをめぐっては昨年6月に日本が銀メダルを獲得したネーションズリーグ(VNL)決勝のフランス戦で、日本代表リベロの山本智大が手の甲一枚でボールを拾うスーパープレーを再三みせたことから「パンケーキの山本」という言葉がXでトレンド入りした。
ペンスポニュースレター(無料)に登録ください
スポーツ特化型メディア“Pen&Sports”[ペンスポ]ではニュースレター(メルマガ)を発行しています。「へぇ」が詰まった独自ニュースとスポーツの風を届けます。下記のフォームにメールアドレスを記入して、ぜひ登録ください。
\ 感想をお寄せください /