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【パリ五輪/セーリング】岡田奎樹・吉岡美帆組が暫定首位発進 | 混合470級

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パリ五輪のセーリング競技は2024年8月2日、フランス南部マルセイユ沖で男女混合470級が始まり、日本の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・吉岡美帆(ベネッセ)組が初日の2レースを終え、暫定首位に立った。岡田・吉岡組は2日に行われた第1レースで1位、第2レースを2位でフィニッシュし、総合3ポイントで首位発進。2024年世界選手権優勝のスペインのジョルディ・ザマーとノラ・ブルグマン組が2位につけ、ドイツのサイモン・ディッシュとアンナ・マルクフォート組が3位で続く。

ワールドセーリング公式Xより
目次

予選上位10組がメダルレースへ

レースは海面に設けられたマーク(ブイ)を決められた順序で回り、着順を競う。パリ五輪では10レースが行なわれる予選では、1位1点、2位2点…と上位ほど得点が低く、合計点の少なさで順位が決まる。予選上位10組が順位決定レース(メダルレース)へ進む。

470級はパリ五輪から男女混合種目となり、岡田・吉岡組は2021年東京五輪後にペアを結成した。2023年の世界選手権(オランダ・ハーグ)で優勝するなど快進撃を続け、パリ五輪ではセーリング日本勢初となる金メダルの期待がかかる。

岡田 奎樹(おかだ・けいじゅ) 1995年12月2日生まれ、福岡県出身。トヨタ自動車東日本所属。5歳からセーリング競技を始め、小3の時に出場した全日本OP級選手権で小学生の部優勝。佐賀・唐津西高を経て早大。2016年7月の470級ジュニア世界選手権(ドイツ)に、日大の木村直矢とのペアで日本勢として初めて優勝した。ポジションはスキッパー(2人乗りセーリング種目の舵取り役)。外薗潤平とのペアで出場した東京五輪は7位。170センチ。

吉岡 美帆(よしおか・みほ) 1990年8月27日、広島県出身。兵庫・芦屋高、立命大。ベネッセ所属。吉田愛と組み、リオデジャネイロ五輪5位、東京五輪は7位。世界選手権は2018年に金メダル、2019年に銀メダル。ポジションはクルー。177センチ。

セーリング470級とは

2人乗りのレース用ディンギー(小型ヨット)。470(ヨンナナマル)という名称は、艇体の全⻑が470センチであることに由来する。1976 年モントリオール五輪から五輪種目に。その後、1988 年のソウル五輪からはセーリング競技初の女子種目にも採用されてきた。乗員の適正体重は2人の合計で 130kg 前後とされており、五輪種目の中でも最も軽量なクラス。そのため、欧米人に比べて小柄な日本人に適しているとされる。セーリング競技で日本勢が唯一、五輪メダルを獲得しているクラスも470級で、女子は1996年アトランタ大会で重由美子・木下アリーシア組が銀、男子は2004年アテネ大会で関一人・轟賢二郎組が銅メダルを手にしている。

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