【女子マラソン】エチオピアのアセファ、驚異の世界新2時間11分53秒

ベルリン・マラソン女子で男子の記録かと見紛う、驚異的な世界記録が誕生した。昨年のベルリンマラソンで世界歴代3位となる2時間15分37秒の自己記録を持つアセファ・ティグスト（Assefa Tigst）が、2時間11分53秒の世界新記録で2連覇した。従来の世界記録は2019年シカゴ・マラソンでブリジット・コスゲイ（ケニア）がマークした2時間14分4秒。それを2分11秒更新した。

新谷仁美は11位

日本の新谷仁美は2時間23分08秒で11位。日本記録更新はならなかった。

アセファ・ティグスト（エチオピア） アディスアベバ出身、1996年12月3日生まれの26歳。トラックの元800メートルが専門でマラソンデビューは2022年4月。2022年9月のベルリン・マラソンで自己記録を18分以上を縮め、世界歴代3位の記録で優勝すると、デビューから1年半足らずの2023年ベルリンは2時間11分53秒と驚異的な世界新で2連覇した。