野球日本代表の侍ジャパンがWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の1次ラウンドC組第2戦の韓国戦に勝利して2連勝したが、おなじ「サムライジャパン」の呼称を背負うホッケー男子日本代表が時を同じくしてワールドカップ出場を決める快挙を達成した。
男子ホッケーの第16回ワールドカップの出場権がかかるFIHワールドカップ最終予選はエジプトのイスマイリアで2026年3月6日(日本時間3月7日)、3位決定戦があり、男子日本代表「サムライジャパン」 (世界ランク=WR18位) はマレーシア (WR13位) に5-4 で逆転勝ち。日本は2大会連続6度目のワールドカップへの出場権を獲得した。
残り5分から3ゴール、逃げ切る
日本は2点を追う第4クォーター残り5分から怒涛の3ゴールを挙げ、マレーシアに5-4で逆転勝ち。土壇場でワールドカップ出場権を手繰り寄せた。この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)には同点弾を決めた日本の藤島来葵が選ばれた。FIHのレポートによると、藤島は「昨日は負けてしまい残念(準決勝でパキスタンに3-4)でしたが、気持ちを切り替えて今日の試合に集中しました。その結果、今日は非常に良いプレーができました。チームを誇りに思います」と語った。
ワールドカップは五輪と並ぶ4年に1度の世界最高峰の大会。2026年は8月14日~30日にベルギー、オランダの共催で開かれる。

【試合経過】日本 5 – 4 マレ-シア(男子3位決定戦)
試合は拮抗した展開が続いた第1クォーターの残り30秒、日本が均衡を破った。FW⼤岡凌磨 がカウンター攻撃を起点にサークル付近から叩き込み1-0。続く第2クォーターでは終了間際に混戦の中からマレーシアに押し込まれ1-1とされた。後半、日本の守備のミスからマレーシアの主将がゴールに突き刺し、1-2と勝ち越しを許す。さらに36分にもマレーシアがペナルティコーナー(PC)から追加点を決め、1-3に。日本はそのわずか2分後、FW松本和将がサークル中央でパスを受け、ディフレクションショットで3-2と食い下がる。そして52分、MF藤島来葵 のドラッグフリックが相手GKの手を弾いてネット上段に突き刺さり、3-3の同点。勢いに乗る日本はFW⼭﨑晃嗣が連続ゴールを決め、5-3とリード。59分にはマレーシアにPCからドラッグフリックを決められて1点差に詰め寄られたが、反撃もここまで。日本が逃げ切り、銅メダルを獲得した。
【日本の得点】
15分 FG – #19 FW ⼤岡凌磨 (LIEBE 栃⽊)
38分 FG – #11 FW 松本和将 (公益財団法⼈ 宮崎県スポーツ協会)
52分 PC – #14 MF 藤島来葵 (ALDER 飯能)
55分 FG – #1 FW ⼭﨑晃嗣
57分 FG – #1 FW ⼭﨑晃嗣
男子ホッケー日本代表の「サムライジャパン」は2008年3月発表。野球日本代表「侍ジャパン」 は2008年11月に発表されている。その後の話し合いを経て、野球が漢字の「侍」を、ホッケーがカタカナの「サムライ」を使用することですみ分けされた。
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