きょう(2023年6月25日)はプロ野球にとって特別な日ですね。64年前のきょう(1959年6月25日)は過去に一度しかない、天皇(昭和天皇)、皇后両陛下がプロ野球を球場で観戦した「天覧試合」の日でした。
21:10過ぎ、両陛下が退場する直前のドラマ
後楽園球場(東京都文京区)での巨人ー阪神戦。もつれにもつれた試合は4-4の9回裏、巨人の4番長嶋(長嶋茂雄・巨人終身名誉監督)が、阪神の村山実(故人)から、左翼ポール際にサヨナラソロ本塁打を放つ劇的幕切れでした。
時刻は21時10分を過ぎ、両陛下が退場する21時15分の数分前、日本テレビの中継終了予定時刻も21時15分でした。まさにドラマのような幕切れだった、この試合のことは今まで語り尽くされてきました。
しかもこの日、巨人の6番打者だったルーキーの王貞治(現ソフトバンク球団会長兼特別チームアドバイザー)も7回裏、同点2ランを放っています。王・長嶋が同じ試合で本塁打を打った「ONアベックアーチ」の最初の試合が、この天覧試合というのはまさにこの上ないストーリーですね。
この試合を契機にプロ野球は国民的スポーツとして認められたとも言われています。
Pen&Co.の本拠、後楽園球場に近い「文の京」に
先日は私たちの新会社Pen&Co.(ペンアンド)株式会社設立にあたり、たくさんの応援コメントをいただきありがとうございました。まずは東京都千代田区で法人登記を済ませましたが、「ペンの力で、心を動かす」とミッションを掲げた以上、「文(ふみ)の京(みやこ)」文京区に近々本社を移転したいとCEO多田とは構想を練っています。
64年前の天覧試合でドラマがうまれた後楽園球場、現在の東京ドームにほど近い文京区を拠点に。夢は広がります。「Pen&Sports(ペンスポ)」ではメジャー、マイナー問わずあらゆるスポーツの魅力や価値を伝えていきます。
21時、東京・後楽園。一人の女性に声をかけられた
その日、北海道音更町から東京に来ていた友と後楽園の「新三陽」で一杯やっていた。あの王貞治さんが愛した街中華だ。もやしそばで〆て21時の閉店まで居座った。店を出…