オランダ・ドイツで開催されてきたハンドボールの第27回IHF女子世界選手権は最終盤を迎え、前回準優勝でパリ五輪金メダルのノルウェーと、ダークホースと目されていたパリ五輪8位のドイツがそれぞれ決勝に勝ち上がった。オランダ・ロッテルダムのアホイで2025年12月14日(日)17時半(日本時間12月15日1時半)、行われる決勝で世界女王が決まる。日本代表(おりひめジャパン)はメインラウンドを2勝1分で乗り切り、13位で大会を終えた。
ドイツ、20年ぶりフランスに勝利

準決勝では、まず第1試合で開催国のドイツが、前回大会優勝でパリ五輪銀メダルのフランスを29-23(前半15-12)で打ち負かす波乱を演出した。前半で一時2人少ない状況になりながら、機動的なディフェンスで粘り、リードを死守した。身長170センチ、37歳のベテランLWアンティエ・デルがチーム最多の9得点(決定率90%)でチームを牽引し、フランスの追撃を許さなかった。ドイツがフランスに勝ったのは実に20年ぶりで、女子世界選手権の決勝には28年ぶりのカムバックとなった。(下に記事が続きます)
ノルウェーはオランダに圧勝
続く準決勝の第2試合はノルウェーが10得点(決定率91%)をマークしたCBヘニー・ライスタッドの圧倒的な活躍で、ナショナルカラーのオレンジ一色で会場を染めた地元オランダを35-25(前半18-14)で退けた。ノルウェーの決勝進出は3大会連続。
準決勝でともに敗れたフランスとオランダは決勝に先立ち2025年12月14日(日)14時半(日本時間同22時半)から、銅メダルをかけた3位決定戦で対戦する。

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