【サッカー】スウェーデン戦は日本が有利か | 北中米W杯の全出場国が決定

サムライブルー
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2026年6月に開幕する北中米ワールドカップに出場する48カ国が3月31日までに出揃った。

欧州プレーオフは、各パスの決勝に勝利したボスニア・ヘルツェゴビナ(パスA)、スウェーデン(パスB)、トルコ(バスC)、チェコ(パスD)が出場権を獲得した。本大会グループFの日本は、スウェーデンと対戦することになった。過去4度優勝のイタリアは、ボスニア・ヘルツェゴビナにPK戦で敗れ、3大会連続でワールドカップ本大会出場を逃した。

大陸間プレーオフはメキシコで開催された。パス1は、決勝でコンゴ民主共和国が ジャマイカを延長戦の末に1-0で下し出場権を獲得した。大陸間プレーオフ・パス2は決勝でイラクが2-1でボリビアに勝利した。今後のワールドカップでアジアの出場枠を維持するためには、少しでも多くのアジアの国が本大会に出場して好成績を収めることが重要となる。

目次

欧州プレーオフでポーランドを下したスウェーデン

欧州プレーオフ・パスBは、準決勝でスウェーデンがウクライナを3-1で、ポーランドがアルバニアを2-1でそれぞれ下した。

決勝は、ホームのスウェーデンが先制し、ポーランドは2度追いつき粘りを見せるたが、試合終了間際にスウェーデンが決勝弾を決めて3-2で勝利した。ポーランドの主将で同国の歴代最多得点者であるFCバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキ(37)は、地面に崩れ落ちて涙を流した。

スウェーデンはヨーロッパ予選グループBでスイス、コソボ、スロヴェニアと対戦したが調子が上がらずに未勝利(2分4敗)で最下位となり、UEFAネーションズリーグ枠でプレーオフに回った経緯がある。

ヨハン・ダール・トマソン監督からグレアム・ポッター監督に交代したが、ワールドカップ予選中に監督交代したのはスウェーデン史上初の「事件」だった。

負傷から復帰したアレクサンダー・イサク(リヴァプールFC)やヴィクトル・ギョケレス(アーセナルFC)、ガブリエル・グズムンドソン(リーズ・ユナイテッドFC)など錚々たるクラブでプレーする選手を多く擁しており、伝統的にヨーロッパの強豪国だ。元々タレントは多く揃っており、チームとしてまとまれば相当な力を発揮することは間違いない。

ヨーロッパ予選では3バックと4バック、1トップと2トップなど、様々なシステムを採用した。良くも悪くも定まった形がないだけに、森保ジャパンは様々なシチュエーションに対応できるように準備しておく必要がある。新監督になって日が浅いため参考になる試合数が少なく、グループ2戦のギリギリまで分析作業は続けられるだろう。

3戦目で対戦する意味

スウェーデンの選手の個々のレベルは日本と同等だが、チーム力では日本が上だろう。非常に拮抗したチーム同士の戦いになるため、ちょっとしたミスやちょっとした采配のゆくえが勝敗の分かれ目になる可能性がある。

日本にとってグループステージ3戦目での対戦となるが、できることなら2戦目までに決勝トーナメント進出を決めてスウェーデン戦に臨みたいところだ。その時のチームの立ち位置次第で、出場メンバーやゲームプランは大きく変わってくる。

もしグループ突破が決まっていれば、森保一監督はコンディション温存を優先させて選手を大幅に入れ替えてくるだろう。もしグループ敗退の可能性が残っていれば、オランダと対戦した初戦のメンバーを中心にチームを組んでくる可能性が高い。

スウェーデンは本命のオランダ戦後に日本と対戦するため、選手を入れ替えない場合は疲弊している可能性がある。スウェーデンはベストメンバーで戦うか、鮮度の高い選手で戦うか難しい選択に迫られることになる。

一方、日本は特徴が異なるチュニジアとの2戦目でターンオーバーして大幅に選手を入れ替えると見られる。攻撃を軸にメンバーを構成するチュニジア戦。そしてオランダとスウェーデンに対しては守備に重点を置いたメンバー構成になることが考えられる。

強豪国ひしめく厳しいグループであることに変わりないが、試合の順序は日本にとってプランを組みやすいものになっているといっていいだろう。(下に記事が続きます)

史上最多48チームが出場(大陸別の出場国内訳)

2022年の32カ国から拡大し、48カ国が出場する初めてのワールドカップとなる2026年北中米大会。

北中米カリブ海からは開催国の3カ国と予選を勝ち抜いた6カ国が出場する。アジアからは日本を含む9カ国となった。ヨーロッパからは、史上最多となる16カ国が出場。南米からは、前回2022年大会優勝のアルゼンチンや史上最多5回の優勝を誇るブラジルなど6カ国が出場する。アフリカの過酷な予選を勝ち抜いたのは10カ国。そして唯一ニュージーランドが出場するオセアニアは、史上初めて大陸間プレーオフを経ずに本大会出場権を獲得した。

  • 共同開催国(北中米カリブ海):カナダ、メキシコ、アメリカ合衆国
  • ジア(AFC):オーストラリア、イラク、イラン、日本、ヨルダン、韓国、カタール、サウジアラビア、ウズベキスタン
  • アフリカ(CAF):アルジェリア、カーボベルデ、コンゴ民主共和国、コートジボワール、エジプト、ガーナ、モロッコ、セネガル、南アフリカ、チュニジア
  • 北中米カリブ海(CONCACAF):キュラソー、ハイチ、パナマ
  • 南米(CONMEBOL):アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、ウルグアイ
  • オセアニア(OFC):ニュージーランド
  • ヨーロッパ(UEFA):オーストリア、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、チェコ、イングランド、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スコットランド、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ

W杯グループステージの組み合わせ・日本はグループF

  • グループA:メキシコ、南アフリカ、韓国、チェコ
  • グループB:カナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カタール、スイス
  • グループC:ブラジル、モロッコ、ハイチ、スコットランド
  • グループD:アメリカ、パラグアイ、オーストラリア、トルコ
  • グループE:ドイツ、キュラソー、コートジボワール、エクアドル
  • グループF:オランダ、日本、スウェーデン、チュニジア
  • グループG:ベルギー、エジプト、イラン、ニュージーランド
  • グループH:スペイン、カボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイ
  • グループI:フランス、セネガル、イラク、ノルウェー、
  • グループJ:アルゼンチン、アルジェリア、オーストリア、ヨルダン
  • グループK:ポルトガル、コンゴ民主共和国、ウズベキスタン、コロンビア
  • グループL:イングランド、クロアチア、ガーナ、パナマ

※カーボベルデ、キュラソー、ヨルダン、ウズベキスタンは初出場。

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